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天后宮は、媽祖廟、福建会館とも呼ばれます。明代に初めて建てられ、安居古城の南街に位置し、左斜め後ろに武廟が隣接しています。右は湖広会館と壁一面を隔て、玄関の前に大通りが通っています。後ろに山があり、その山の向こうに川主廟があります。天后宮は、福建省の有力者の寄付で修繕されました。
媽祖の実名は林默です。西暦960年3月23日に福建省甫田県で生まれた彼女は小さい頃から水泳の技能が高く、潮の音を聞いたり、天体を観察したりして天気を予知することができます。大きくなったら、「化木附舟(木に変化して舟を補強する)」こともでき、何度も海難事故に遭った人を救助しました。彼女は松明を掲げて自宅を燃やし、道に迷った商船を炎の光で導いたこともあるそうです。彼女は結婚せず、その分、事故に遭った人や生活困窮の人を救うことに力を入れると決意しました。残念なことに、西暦987年九月九日、彼女は湄洲湾で海難事故に遭った船員を救助する時に命を落としました。死後の彼女の魂も海から離れていません。波が激しくなって、船は帆柱を強風に折られたという危機の度に、赤い衣装をまとった彼女は空を舞い、船を安全へと導きます。今まで千年余りの間、人々はこの勇敢で優しい女性を称えるために各地で廟を建て、祀るようになりました。宋の宣和五年(西暦1123年)から清代まで、14人の皇帝が彼女に計36回称号を贈ったことによって、彼女は「天上聖母」「海上女神」と呼ばれ、誰からも崇められるような存在となりました。
安居は瓊江と涪江の合流点にあり、古くは商人や貿易商が集まる場所で、水運が発達しています。船を出す度に船長は必ず媽祖廟に行き、お線香をあげて航海の安全を祈願するのだと言います。媽祖の誕生日と昇天の日、天后宫では来年の天候の順調、国の安全と繁栄を祈る盛大な祭りが行われます。